地域医療学センター外科分野を担当して約10年の月日が過ぎ去ろうとしています。
この間、医療改革、医学教育改革など、少子高齢化社会に対応するための多くの方策が課せられてきました。
地域医療におきましても「医師不足」「医師の偏在」から「地域のニーズにあった医師の適正配置」が目標に掲げられるように変化してきました。
一方、医学教育や医師のキャリア形成においては、臓器別講座への改組や臓器別専門性が重視される一方、いわゆるcommon diseaseに対する診療や総合的な能力を有した医師の不足が危惧されています。
そのような時代の変化に対応でき、やりがいを感じ、楽しく地域での外科医療を実践できる外科系医師の人材育成に尽力したいと思います。
Get together, young doctors interested in Community Surgery!